東方誰でも基礎講座

「東方Projectって何?」「ちょっと興味あるけどキャラ多いからなあ…」という初心者にありがちな悩みをなんでも解決します。

東方Project初心者に基礎の基礎だけ教えちゃいますね

東方Projectという作品をご存知でしょうか?

 

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上海アリス幻樂団という同人サークルによって製作された著作物であり、その種類は弾幕シューティングゲーム、音楽CD、書籍など多岐に及びます。

 

弾幕STG

 

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音楽CD

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書籍

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今から大体10年くらい前のニコニコ動画2ちゃんねるで大きなブームを巻き起こし、2次創作界隈のほとんどが東方で埋め尽くされるほどの人気を誇っていました。

 

しかし、ほとんどの人は「存在は知ってるけどよく知らんけどオタクが好きそうなやつでしょ?」とか「同人誌でお世話になってますといった「認知はしているけど理解はしたくない」というスタンスだと思います。

 

ただ、その中でも「興味あるけどキャラ多すぎて手が付けられない」とか「世界観とか結構興味ある」といった「見たい知りたい理解したい」スタンスの人もいると思うんです。

 

今回はそんな方に向けた、そもそも東方って何?という疑問から、東方の世界観の基礎の基礎だけ紹介していきたいと思います。

 

 

 

 

「東方?よく知らないけどあのオタクが好きそうな動画のヤツでしょ?」

 


「東方・IOSYS」チルノのパーフェクトさんすう教室 フル編集に歌詞字幕

 

の元凶ですね。今でもカラオケで東方のジャンルを検索すれば、上位にこの曲がランクインするほどの知名度です。

 

今見ると凄まじいですね。端から端まで余すところなくオタクですね。震えてきやがった。

 

このような二次創作がひとりでに有名になってしまい、原作の風流で、鮮やかで、そして幻想的な魅力を知らずに敬遠してしまう人が多いのが事実です。

 

もちろん、二次創作の全てを否定するつもりはなくて、中には「いくら使ったのそれ?」と別のベクトルで引くぐらいに情熱のこもった作品もありますし、本当、星の数ほどあるんですよ。

 


【東方】Bad Apple!! PV【影絵】

 

ニコニコ動画で一躍有名になった「Bad Apple!! 影絵 PV」

 

他にもオススメの二次創作の話とかもしたいのですが、そうすると記事が1万字ぐらい達してしまう恐れがあるので、今回は「原作の魅力」に焦点をおいてお話ししていこうと思います。

 

誰が作ってるのか

東方Projectという二次創作界の妖怪を産んだ人間は果たして誰なのか?何人で作っているのか?そもそも人間なのか?

 

気になる方もいらっしゃると思うので、簡単に説明すると 

 

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彼が東方Project原作者 ZUN

 

企画・脚本・プログラミング・作曲など、とどのつまり東方のほぼ全てを彼の手で手がけている。こんなワンパンで沈みそうな風貌をしているが、実はめちゃくちゃすごい人。

 

元々ゲームのBGMを作る予定が、「ゲームも一緒に作った方が楽じゃね?聴いてもらえるし。」というブッ飛んだ考えで東方は製作されました。頭おかしいね。

 


夢違科学世紀 幻創神主・ZUN入退場テーマ 童祭~Innocent Treasures

 

彼のテーマ曲。なんだ自分のテーマ曲って思うけど、二次創作のEDとかに流すと不思議と話がまとまる魔法の曲。

 

 

どんなゲーム?

二次創作が二次創作なので、本来のゲームがどんなものか知らないという方も多いでしょう。

東方Project弾幕シューティングゲームと呼ばれる縦スクロールのシューティングゲームです。

 


東方弾幕ランキング 10~1位 -プレイ動画-

 

このように、敵がスペルカードと呼ばれる弾幕を繰り出し、それをプレイヤー(自機)が躱しながら倒していくというゲームです。

 

動画を見てもらえれば分かると思うのですが、正直かなり難しいです。


終盤になると脳みその先端がチリチリと燃えるような緊張感に襲われ、正直BGMなんて聴いている余裕なんてまるで無い。もう何も聞こえない。

ちなみに弾幕STG以外にも、弾幕アクションゲームという格闘ゲームっぽいのもあり、そちらは黄昏フロンティアというサークルと共同で作成しています。

 


東方非想天則 相殺ムービー 「Fatal Duel」


プレイ動画とは少し違いますが、参考までにどうぞ。


どういうストーリー?

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東方の世界は日本のどこかの山奥にある、結界で隔離された土地を舞台にストーリーが繰り広げられております。

 

その場所の名は「幻想郷」と呼ばれ、神、妖怪、幽霊、妖精などの外の世界(我々が住んでいる世界)で人々から忘れさられ、「幻想になった」ものが多く住んでいます。一応人間もいます。

 

そんな幻想郷でたまに起こる怪現象や、クーデターなどを「異変」と呼び、その異変を主人公たちが解決するというのが物語の大筋となります。

 

そしてその異変を解決する主な主人公がこの2人

 

博麗霊夢(はくれい れいむ)

二つ名:楽園の素敵な巫女

 

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博麗神社と呼ばれる幻想郷の辺境にある神社の巫女さん。

裏表の無い性格で、異変を起こした妖怪は容赦無く叩き潰すが、そうではない妖怪にはさほど興味を示さない。ぶっちゃけあまり性格は良くない。

 

能力は「空を飛ぶ程度の能力」で、一見大したことのなさそうな能力だが、厳密にいうと

 

彼女の能力は空を飛ぶこと、つまり無重力
地球の重力も、如何なる重圧も、力による脅しも、彼女には全く意味が無い。
身も心も、幻想の宙をふわふわと漂う不思議な巫女である。
相手がどんなに強大だとしても、彼女の前では意味をなさない。

東方永夜抄Mnual 参照

 

ものは言い様ですね。

 

何者にも影響されない、従わない。幻想郷の平和を管理するものとしては、最も最適な人間だということでしょう。

 


東方原曲 永夜抄 4面ボス博麗霊夢のテーマ 少女綺想曲 ~ Dream Battle

 

東方に登場する敵キャラクターには、それぞれテーマ曲があります。

 

一応、彼女全作品の主人公なのですが、とある作品では4面のボスキャラとして登場します。強いです。

 

霧雨魔理沙(きりさめ まりさ)

二つ名:普通の魔法使い

 

 

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魔法の森で一人暮らしをしている魔法が使える人間。

博麗霊夢とは親しい友人で、よく箒に乗って博麗神社に遊びに行っています。

基本的に性格はひねくれていて、おまけに負けず嫌い。厄介者として扱われることが多いが、ちゃっかり霊夢より先に異変を解決してしまうなど、実力はかなりのもの。でも決して性格は良くない。

 

能力は「魔法を使う程度の能力」で、派手な魔法を好んで使います。

 

「 派手でなければ魔法じゃない。弾幕は火力だぜ 」。

東方『求聞史紀』 参照 

 

魔法は使うが基本的には人間なので、物語のツッコミ役として回ったり、普通の人間の視点でストーリーに絡ませるために存在する便利キャラです。あと乙女。

 


東方原曲 永夜抄 4面ボス霧雨 魔理沙のテーマ 恋色マスタースパーク

  

彼女もまた、とある作品の4面ボスとして登場します。やっぱり強いです。

 

他にも元々敵キャラだったものが、別の作品で自機キャラとして扱えることもありますが、主人公とはまた違った立ち位置なので、この場では省きます。

 

 

弾幕ごっことスペルカードルール

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幻想郷には人間の他にも妖怪、幽霊、鬼、神と様々な種族の生き物が暮らしています。 

 

そんな環境の中で、例えば「神」とかがガチのクーデター(天変地異)とかを起こしたら人間側はどうなるか…

 

これ勝てませんよね。相手神だし。

 

人間に限らず、鬼と鬼が喧嘩したら山の1つや2つぶっ飛びますよね。

 

だって鬼だし。

 

かと言って、じゃあ妖怪・神サイドの住民はずっと大人しくしていてね。としてしまったら、彼らの存在意義が無くなってしまいます。

 

なぜなら、彼らは人間に畏れられ、崇められなければ生きていけない、人間ありきの存在だからです。

 

つまり、様々な種族が同じ空間で暮らしていくには、それ相応のルール、法律みたいなものが必要になってくるわけです。

 

ではどうやって種族間のギャップを埋めて、公平に戦うことができるのか。

 

そこで採用されたのが弾幕ごっこ」と「スペルカードシステム」です。

 

弾幕ごっこ

弾幕ごっことは、言い換えれば「人間でも神様と同等の強さを発揮できる決闘」です。

 

お互いが「弾幕」という形で、攻防を繰り返し、一方の体力が尽きるか、もしくは技を全て攻略されるかによって勝敗が決まります。

 

ただ、妖怪や神のように無尽蔵の体力を持っている種族からすれば、上のルールなんてあってないようなものです。

 

そこにおける種族間のギャップにも、きちんとしたルールが決められているので、下の引用を参考にしてください。

 

命名決闘法案
妖怪同士の決闘は小さな幻想郷の崩壊の恐れがある。
だが、決闘の無い生活は妖怪の力を失ってしまう。
そこで次の契約で決闘を許可したい。
理念
一つ、妖怪が異変を起こし易くする。
一つ、人間が異変を解決し易くする。
一つ、完全な実力主義を否定する。
一つ、美しさと思念に勝る物は無し。
法案
・決闘の美しさに名前と意味を持たせる。
・開始前に命名決闘の回数を提示する。
体力に任せて攻撃を繰り返してはいけない。
・意味の無い攻撃はしてはいけない。
意味がそのまま力となる。
命名決闘で敗れた場合は、余力があっても負けを認める。
勝っても人間を殺さない。
・決闘の命名を契約書と同じ形式で紙に記す。
それにより上記規則は絶対となる。
この紙をスペルカードと呼ぶ。
具体的な決闘方法は後日、巫女と話し合う。

『東方求聞史記』より引用

 

弾幕を放つ回数を宣言したり、絶対に避けられる隙間を用意するなど、ゲームのシステム上必須なルールもきちんと記されています。

 

まとめると、弾幕ごっこによって、人間と妖怪サイドが対等に戦うことができるので、妖怪サイドは気兼ねなく異変を起こすことができるし、人間はそれを解決することができる。

 

両者win-winの関係が築けるということです。

 

スペルカードルール

さて、弾幕ごっこというシステムのおかげで、幻想郷は保たれているわけですが、その弾幕ごっこを形成するにあたって、大切なルールがあります。

 

それがスペルカードルールです。

 

スペルカードとは、ゲーム風にいえば残機であり、必殺技でもあります。

 

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このように、右上にスペルカードの技名(必殺技)が、左上に持っているスペルカードの枚数(残機)が☆マークで表示されています。

 

ちなみに相手がスペルカードを3枚持っていれば、相手はどんなに体力が余っていようが、3回しか弾幕を放つことができません。

 

また、弾幕を放つ際は、スペルカードを使用する宣言をしてから弾幕を放たなければなりません。

 

ぶっちゃけこれらは、ゲームのシステム上必須なルールを、それっぽく見せているだけでもあると思うんですけど、やっぱり技名は放つ前に叫んで欲しいし、あった方がカッコいいよね。ということです。

 

世界観は語りつくせない

 

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正直、まだまだ書き足りなさすぎるのですが、これ以上書くと行くとこまで行ってしまうので、今回はここで締めます。

 

今までの話をまとめると、東方の世界は

 

  1. 幻想郷という「人々から忘れられた存在が集まる土地」があり、
  2. そこで起きる怪異現象を「異変」と呼び、
  3. それを主人公たちが解決する。

という流れでストーリーは組み立てられています。

 

なので、元々日本で信仰されていた神話や、地方の民俗学、妖怪、幽霊の類は「幻想入り」していると考えられ、作品にも強く結びついています。

 

そういった類のものが好きな方なら、意外にハマるかもしれませんね。

 

また、実際に始めてみたいという方、これまで何作品か登場していますが、シリーズものとしては作られていませんので、基本的に何から始めても楽しめます。

 

オススメは東方妖々夢」か「東方永夜抄」「東方風神録あたりでしょうか。これら3作品は他の作品と比べて難易度的には易しめなので(簡単とは言ってない)初心者にはオススメです。

 

他にも、作品ごとのキャラ紹介や、オススメの二次創作作品、動画など東方に関するものなら何でも紹介していくので、よかったら他の記事もご覧ください。